看板とホームページの相乗効果

先日、飲食店の新規オープンに伴うホームページ開設の依頼を受けたのですが、やはりオープン時は皆さんとても忙しく、オープンと同時にサイトを完成させることはできませんでしたが、1週間後にアップすることができました。
今回のお客様は、駅前の路面店ということで、とても立地条件が良く、看板も目立っていました。
通常、ホームページをアップしても、閲覧していただけるのは2週間後くらいからなのですが、今回はアップした翌日から、かなりの数の閲覧者がみえたことに、私どももちょっと驚いています。

考えられることはいくつかありますが、
まず第1に「気にはなっているのだけれど、まず下調べしてから行こう」と考えている方が多くなっていること。これは景気も関係していると思います。飲みに出る回数を減らさざるを得ないので、新規開拓も慎重だということですね。
第2に「食べログ」が、気軽に投稿できなくなったということ。今までだと、駅前の目立つ場所にあれば、オープンの1週間後には1件くらい必ず投稿されていたものですが、2週間たった現在でも投稿がありません。「食べログ」の内容に魅力がなくなってきているとはいえ、検索で上位に表示されるのはやはり、「食べログ」や「Yahoo!ロコ」なので、ここに載っていなければ、オフィシャルサイトに来るということですね。

これまで、いろいろなオーナーさんにお話しを伺う機会があったのですが、「立地条件も広告のひとつと考えて、高額な家賃を払っているので、ホームページつくることに魅力を感じない」という方も、けっこういらっしゃいました。
私共も「なるほど・・・」と理解していたのですが、今回、実際にホームページに関わらせていただいたことで、その逆もあるということがわかりました。つまり「看板がホームページへ誘導するので、立地条件が悪いお店に比べ、宣伝の効果が何倍にもアップする可能性がある」ということです。
確かに1円たりともムダにすることはありません。しかしながら、低予算で効果があがる見込みがあるなら、そして、損になる可能性が低いなら試してみる価値はあると思います。

あと、オープン時に関する注意を、もうひとつだけ。
「食べログ」に気軽に投稿できないことは先に書きましたが、なかなか「食べログ」サイトにアップされないことの原因として、良い情報しか載せなくなっていることもあります。
こうなると困ったことがでてきます。良くない情報を載せている個人のブログが上位にきてしまうことがあるということ。やはり、凝った物でなくても、オフィシャルのホームページは必要ですね。

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