誰も言わない(多分)Facebookの危険性

今、世界中に急拡大している“Facebook(フェイスブック)”。

数年前から流行している“Mixi”も、それを経由した詐欺商法などが社会問題にもなったりしていたのですが、“Facebook”でも、同様の詐欺商法や、マルウェアと呼ばれるウィルスによる被害が急増しているそうです。

現在、直面しているセキュリティ上の問題は大きく分けて3通りあり、

1.対策がされていないと言っても過言ではないほどのセキュリティの穴

2.知人を語った悪意あるサイトへの誘導

3.モバイルデバイス上では、セキュリティ対策がさらに希薄

と、いったところです。

いずれも、個人情報を盗み出す手段として利用されており、現金被害などが相当数発生しているそようです。

しかしながら、その危険性をとりあげたTV番組やニュースをあまり見ないと思いませんか?

それは、Facebookの運営に大手広告代理店がからんでいるからです。

現在のFacebookの運営は、広告収入によって成り立っています。
つまり、民放テレビ局にしても新聞社にしても広告代理店の意に反した報道は行わないからなのです。

広告代理店はFacebookの広告枠を「Facebookは登録されたコミュニケーショングループに向けて発信できるため、そのグループの興味も想定でき、テレビや新聞のように不特定多数を対象とする必要がないから効果的で格安です。」と言って営業しています。

裏を返せば、実名登録したグループ内の話が、広告代理店や広告出稿企業に、つつぬけになっていてもおかしくないということです。

私どもはFacebookは、個人の責任で遊びに使うなら良いが、広告の出稿以外で商売に使うべきではないと思っています。

この頃「Facebookで宣伝したい。」という相談を受けることがあります。
よくよく聞いてみると、広告を出すのではなく「友達として、自分の店をさりげなく紹介したい。」とのことでした。
さらに「無料なんだよね」とも・・・・・。

商売を持ち出すとグループ内で嫌われて逆効果になる可能性もありますが、それは個人の責任なので何も言うことはありません。ただ、仮にお客様とのコミュニケーションの場として利用した場合は、危険な場所に大事なお客様を誘導してしまう可能性があるので、Facebookはあまりふさしくないと相談に答えています。

Facebookは、他のアメリカ発祥のものと同様、自己責任の上になりたっています。

マスコミはその大前提を伝えず、広告代理店の商売をアシストするため、便利さだけを伝えていることに、私どもは一番の危険性を感じています。

当社は良い部分だけをアピールして、お客様を釣るようなことはしておりません。IRIScomホームページサービスについて疑問点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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